ときめいて子育てを

 

 
                 
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 4月24日(水)曇りのち小雨
 年少組のクッキング保育のために、今日と26日に、屋上の畑に小松菜の種まきをすることにした。屋上に上がるのは初めての新入児が多いので、先生たちは気遣いをしたが、心配もなく上手に階段を昇ってきた。
 最初に初めてのプールに「ジャボーン!」と跳びこんで、泳ぐ気分で走り回った。
 それからプールのへりに座って、小松菜の写真が描かれた種の袋を見た。「これはとってもおいしい野菜なんだよ。その野菜の赤ちゃんが中に入っているから見せてあげる」
 そう言って、手のひらに出した小さな種を見せて回った。「これを土の上に蒔くと、芽が出て、おいしい野菜が出来るんだよ。…出来たら、おいしい野菜、食べたいひと」と言えば、「ハーイ」と全員の元気な返事。
 種を蒔いて、水を1〜2回はやって、自分たちで収穫し、洗って、それから見ている目の前で味噌汁に入れても、おひたしにしても、ほとんどの子はモリモリ食べるだろう。

 屋上が初めてなので、一クラス終わって下りてから、次のクラスが上がってくるようにした。
 どのクラスも、話をよく聞き、一列に並んで、自分の順番が来るのを待って、器用に穴の中に蒔くことが出来た。自分の前の子が、どうやってどこに種を蒔くか、見ている眼が真剣だった。
 畑を耕したりビニールシートを敷き詰めたり、こちらが事前にやる仕事は多いが、野菜作りと収穫にみずから参加することが大事だ。これがクッキング保育を成功させる秘訣だ。

 蒔いた種の上に僅かに土をかぶせるのは難しいので、ボクと運転手の丸山君がやった。ついでに畑の別の畝にハツカダイコン(赤カブ)の種を二人で蒔いた。
 26日には残りの3歳児、たんぽぽ組となのはな組が種を蒔く。2〜3日で発芽するというが、ちゃんと芽を出してくれるまでは心配でならない。子どもたちの期待をずしりと感じながら、何日かを過ごすのも楽しみと言えば楽しみなのだが…。


 4月15日(月)晴れ
 新学期はあわただしく過ぎていく。去年は保育園の開園と重なって、大変さは格別だったが、さすが2年目は落ち着いて新学期が過ごせている。
 落ち着いて…と言うことは、周りを見渡して必要な仕事が見えてくるから、去年よりも忙しいということでもある。
 8日の保育生協の初日は、入学式でもあったので、何人かの子どもがピカピカの晴れ姿で立ち寄ってくれた。保育園に残っていたくて、最後荒れていたつぐみちゃんも晴れ晴れと素敵な笑顔を見せてくれた。手紙ごっこで100通は書いたかよちゃんも元気そうだった。

 12日は年長組が「大きい組おめでとうパーティ」を開いた。今年もコックになって手巻き寿司を作った。卵焼きと魚肉のストック、きゅうりだから、ナマ物はないが、自分で巻いて食べれば、最高においしい。それに卵も魚も保育園の調理室に新設された大型の電子レンジ「コンベック」の力で、あっという間に仕上がるのがいい。

 きょうは子どもたちの大好きなカレーライスとフルーツサラダだった。
 ひよこ組と年少組を、給食風景の撮影をして回った。
 ひよこ組ではスプーンを正しく持てている子が3人いた。年少組ではほとんどの子がおおむね正しくもっている。いまは2歳過ぎから3歳過ぎころまでにスプーンを正しく持てるようになるのが普通なのだろうか。
 紙おむつの普及で排泄の自立が1年以上遅くなっているのと連動しているのか、スプーンや箸を使いこなすのも遅くなっているようだ。
 身辺の自立の遅れだけでなく、それは手指の発達の遅れ、ひいては言語や知的な発達のの遅れにつながる恐れもある。
 3歳児でもスプーンを正しく持てない子がまだまだいるし、もちろんこのままでは箸も鉛筆も難しい。スプーンや箸は家庭教育の課題だが、園でも少し真剣に取り組むようかも知れない。


 4月7日(日)晴れ
 外出は控えてください、雨それに雷、強風は人が立っていられないくらい…と天気予報が最悪の情報を流し、この日、第48回卒園のお祝いは流れるかもしれないと心配されたが、明けてみれば快晴だった。
 先生たちは早朝から園庭整備に汗を流した。水溜りを雑巾でふき取り、砂をまいて、どうにか迎え入れる環境が整った。

 お天気は人の気持ちも明るくする。子どもたちもいい笑顔で登園してきた。お父さんお母さん、それに兄弟姉妹に祖父母、みんな「よかったなあ」と安堵の表情だった。例によって竹とんぼと紙ロケットを飛ばした。よく飛んでよかった。
 今日は子どもたちの自立の第一歩、子どもたちは先生たちと向かい合って、行事に主体的に参加してほしい…と園からのお願いは事前に手紙にも書き、放送も繰り返されたが、階段の下に隠れるようにビデオカメラを回す人たちがいる。
 わが子の記録にこだわっては、わが子を取り巻く全体を見る眼はいつ育つのだろうか。こういう人が年々多くなっていくようで、目の前が暗くなる。


 4月3日(水)
 入園のお祝いは好天だったが、その後2日間は雨が続いた。新学期の雨ほど怖いものはない。お天気なら外へ出て、広々とした園庭やトンネル山、アスレチックでたっぷり遊べる。「ああ面白かった」と部屋へ戻るのと違って、朝から部屋の中に閉じ込められては気持ちが晴れなくて当然だ。
 給食は新学期メニューでカレーライスとフルーツサラダだった。1歳児のクラスをのぞくと、進級児はもりもり食べていた。新入のたいせい君とかつと君を手伝った。二人とも2月生まれで、心細かったかもしれない。素直にボクの差し出すスプーンを口にした。たいせい君は食欲旺盛で、サラダもばりば

 り食べた。そして、食後は三人でしばらく遊んだ。
 夕方になると雨がやんで、束の間、晴れ間がのぞいた。2階の1歳児たちも下りてきた。れいかちゃんは水溜りで大胆にどろんこあそびに熱中していた。さえちゃんもシャベルで泥の山を作っている。0歳児から進級した子どもたちは、大きい子達のあそびをしっかり見てきたのだろう。昨年4月、産休明けギリギリで入園したみかこちゃんもシャベルを片手に、園庭を歩き回り、まだ掬えないけれど土や砂を突いていた。1年の成長は素晴らしい。
 保育生協の7日の入園のお祝いを前に、2クラスの標識を切り絵風に作る。またひときわ忙しくなりそうだ。


 4月1日(月)晴れ
 朝9時から子どものそのBabyの入園のお祝いに参加した。ここはもう11回目となる。
 0歳児室で二人の赤ちゃんが近づき過ぎて、片方が泣き出した。「よしよし」と抱き上げてあやしていると、泣き止んであちこち興味深く観察している。お母さんが手を伸ばしても、心地よさそうにボクの腕から離れようとしない。
 お祝いの会場に移る時間になったが、お母さんに行こうとしないので、そのまま会場に抱いていった。理事長あいさつの時間まで何度もお母さんが抱き取ろうとしたが、すっかりボクが気に入ったらしい。「孫という訳ではありませんが…」と断りながら、まりちゃんという赤ちゃんを抱いたまま、お祝いの言葉を述べる。事情を聞いたお母さんたちはみんな笑っていた。

 それから子どものその保育園のお祝いに駆けつける。こちらは2回目。広々とした園庭に、もうたくさんの親子で賑わっていた。
 例によって高野園長は「ブタがいくよ、ブンチャカチャ」だ。ボクも例年通り普通の竹とんぼ、巻いた紐を引っ張って発射させるロケット竹とんぼ、それに紙ロケットだ。どちらもよく飛んだ。子どもたちより大人の「ウオーッ」という歓声が響いた。
 職員紹介は名前までは読み上げず、部門ごとに一括紹介だ。もちろん来賓の祝辞はない。「式」ではなく「お祝い」と言うのは、子どもを主体にして、楽しいところだな、また来たいな、と思ってくれれば最高だ。時間は短く、意味不明の挨拶はしない。それがそのの伝統なのだ。
 お祝いの随所で、初めてのお母さん、お父さんにも笑みがこぼれる。新設の保育園だから、若い先生が多い。明るさと活気が園に満ちている。

 保育室をまわって写真を何枚か撮る。1歳児のきんぎょ組に入ったとたん、0歳児から進級した昨年は一番月齢の低かった1月生まれのみかこちゃんが走りよってきた。0歳児がいっぱいだ。でも、今日からは一番小さくはない。お母さんが迎えに来たら当然ながらすぐにお母さんに抱かれた。


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