ときめいて子育てを

 

 
                                   
4月
5月
6月
7月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
トップへ

 10月27日(土)雨
 運動会ごっこを楽しんだ後の遠足ごっこは雨に見舞われた。子どもたちはリュックを背に、園内を探検した。
 たくさんのテルテル坊主が役立って、すずめ組とひよこ組(2歳児)の遠足は楽しく無事にできた。
 保育園のすずめ組は9時出発、保育生協のひよこ組は10時出発と、時差をつけた。去年はバス登園の時間が遅い保育生協に合わせたが、すると朝7時過ぎには登園する保育園の子は遊び疲れてからの出発になりかねない。
 時差出発はよかったと思う。早番のすずめ組のときは、他園や小学校の遠足と一緒で入り口あたりは少し混んだが、キリンが草を食べていてゆっくり見られたのはよかった。
 シマウマ、キリン、ウマを見て、弁当広場に着く。ブルーシートを広げて食べ始めたとき、ひよこ組から「もうすぐ着きます」と携帯に連絡が入る。

 入り口に戻って、ひよこ組を迎えた。そのころは団体客は公園の中心部へ進んで人影もない。パンダの植え込みの前でゆっくり記念撮影をした。
 動物たちを見て、弁当広場に着くと、すずめ組がひと遊び済まして出発するところだった。リスの家や空中の渡り通路を見ながら、お弁当を広げる。おいしそうな弁当を一人ひとり見せてもらいながら写真を撮る。

 途中、フラミンゴの一本足に感嘆して、ふれあい広場へ向かう。ちょうどお昼時で、ヤギや子豚がのんびりしていた。赤い帽子のすずめ組が散々動物に触れ合って、帰ろうとしているところだった。すずめ組が使った柄つきブラシを、今度はひよこ組が手にして、ヤギやブタの背中をこすった。
 それから動物のフン掃除用に箒とちりとりが置いてあるのを見つけて、その争奪戦。みんなで順番に掃除を手伝った。
 小動物と触れ合うコーナーが昼休みのせいか、お客さんの姿はなく、ひよこ組が独占でじっくり遊ぶことが出来た。

 途中でひよこ組を離れて、すずめ組に戻るかもしれないと言ってあったが、結局ひよこ組に最後までいて、遅番で「その」に帰った。
 時差スタートは生活リズムの違いに沿っていて、よかったと思う。しかし、掛け持ちはちょっと厳しいかもしれない。

 年少組は、保育生協と保育園を別の日に設定した。同じ上尾・丸山公園のアスレチック公園に行くので、時差出発すると、先発隊が弁当を済ませて遊んでいるところへ後発隊が着く。遊びたいのを我慢して弁当になってはつまらない。と言うわけで別の日にしたのだった。
 これは最初に行った保育生協の3歳児4クラスは、雨を心配しながらも、どうにか予定通りにコースをこなすことが出来た。
 ところが翌日の保育園の3歳児は、台風27号がらみの小雨が止んで、勇躍出発したのだが、丸山公園についてみると、しとしと降っているではないか。雨でぬれている木道は避けて、アスレチック公園の遊具を手でなでただけで通過、小動物園を見て帰ってきた。ホールで楽しみの弁当を開く。
 それでも子どもたちは「楽しかったネ」と言ってくれたが、不憫で仕方がない。
 数日中に、晴れたらもう一度丸山公園に行くことにした。今度はお弁当なしで、給食までには帰るように行くことになるらしい。


 10月13日(日)晴れ
 昨日の運動会は楽しかった。孫が園児の昔の父母たちから「お元気ですねえ」「ちっとも変わらないですね」とずいぶん声をかけられた。
 お世辞だろうが、とんでもない。雨で延びた一週間の間に、Baby保育園の遠足に行き、入園説明会のチラシを作った。それから子どものその保育園の入園説明会のチラシ、大バザールのチラシなども根を詰めて作った。運動会の練習にも少しは参加した。
 …というわけでやたら忙しく、当日は朝から「もうダメだ」と思うほど疲れていた。そんなことは昔はなかった。仕事はあまり変わらないが、自分の老いは確実に進んでいく。

 ありがたいことに保育園が出来て、園長が二人になり、主任も二人いて、理事長の仕事はずいぶん楽になった。運動会もいなければいないでどうにかなるだろう。でも、手助けしてほしい子はいる。
 年少のリズムでボクの背中に乗った子は、普段は誰よりも上手にできる。面白そうなあそびにはすぐ寄って来る。順番を守らせるのが大変なくらいなのだ。しかし、今日は違う。この雰囲気の中では何百もの目が心に刺さるのかもしれない。

 リレーのバトンを手にしたとたん、涙のこみ上げた子もいる。今年の年長組は年少のとき旧園舎の取り壊しで仮設のプレハブ保育室だった。この子は入園当時よく泣いていた。ボクとよく遊んだ。元気になった今は、そんなことは忘れただろうが、ボクには彼女の気持ちが分かる。
 走るのが嫌なのではない。心配なのだ。転んだらどうしよう、負けたらどうしよう…走り始めれば走れると分かっていて、ほんの数メートル一緒に走った。泣きながらでも一人で完走した。それが彼女の自信になってくれると言いのだが。

 普段は出来るけれど雰囲気に呑まれて出来ない子は少なくない。でも、小さい組の子は自分のできばえが正確に認識できるわけではない。泣いても助けてもらっても一応はやって、「出来たじゃない」と認めてもらうことが大切かもしれない。
 そんなところで自分が役立てれば嬉しい。

 年中組がリズムをやったとき、「いとぐるま」の子どもたちの輪を、園舎の二階から撮影しようと園庭を離れて驚いた。子どもたちの姿の見えないところでくつろいでいる人がいっぱいいた。
 自分の子どもの出番ではない時間なのかも知れない。陽射しが強すぎて気分が悪かったのかもしれない。でも、それにしては道路や田んぼのほうにもたくさんの人がいた。
 その人たちに「どうして?」と聞いてみればよかったのだが、その勇気はなかった。最後まで片づけを手伝ってくれた人たち、「楽しかったです」「素晴らしかった」と感想を伝えてくれた人たち、それがほとんどの人と信じたい。でなければ、あんなに真剣に取り組んだ子どもたちがかわいそうだ。


 10月8日(火)晴れ
 暑さがぶり返した一日だった。「その」の運動会が日延べされたというのに、Babyは先月のうちに運動会が終わり、今日は遠足に出かけた。
 9月28日の運動会は天候に恵まれ、0歳児〜2歳児のかわいい運動会になった。園庭が狭いので、近くの中沢公園を借りてする運動会も10回目となる。
 そのグループ園にふさわしく、絵本の読み聞かせが盛んな園なので、運動会の競技も子どもの好きな物語を活かして行われる。それが幼い子のやる気、意欲を引き出しているのかもしれない。

 卒園生や近所の親子の参加番組もあるが、主体は0歳児、1歳児、2歳児と小さい子たちなので競技に出てくるだけでかわいい。
 その姿を自分の目でしっかり見てほしいと、親たちにお願いしているが、10年経っても、これはなかなか理解してもらえない。撮影するにしても親の席からと伝えてあるが、席を外すどころか、子どもの席の後ろからわが子を呼び出して記念撮影をする父親もいたとか。これでは友だちと共感し、集中し、盛り上がることを妨げられてしまう。
 レンズを覗くとき、気持ちを支配するのはわが子の姿、そのアングル、シャッターチャンスなどで、子どもがどんな気持ちで参加しているのかは見えない。友だちとどんなかかわりの中で生活しているかも見えないだろう。
 むかし、「その」の理事に就任した方が、役員として卒園のお祝いに参加して、わが子はいなかったが感動の涙を抑えることが出来なかった。
 翌年はわが子の卒園。役員席からいいアングルで撮影した。夢中でカメラを構えるうち、お祝いは終わった。涙一滴こぼれなかった。写真は残ったが、たいした感動は残らなかった。…こういうことを経験して「その」は卒園のお祝いは撮影を禁止し、運動会なども自粛を呼びかけている。いつか心に留めることこそ最高の記録であることを理解してほしいものだ。

 遠足では例年通り高坂の自然動物公園に赴いた。牛の牧場、小動物のふれあい広場、ウマ、キリン、シマウマなど、たくさんの動物たちを見たり、触ったりした。Babyの子は動物に直接触れる機会があまりないこともあって、例年怖がる子が多いのだが、今年は意外に怖がらず、積極的に追いかける姿も見られた。
 11人の子ども(1人欠席)に6人のおとなが一緒だったから当然かもしれないが、自由な気分で参加しながら大きくはみ出す子がいなくて、楽しくていい遠足だった。でも、ボクはこれから2歳児のひよこ組、すずめ組、それに4歳児とこれから2回、この動物公園に来なければならない。


もどる