ときめいて子育てを

 

 
                                   
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 10月28日(日)時々小雨
 このところ天気が変わりやすい。気温も寒いような日もある。夕方の遅い保育園では一枚重ね着をさせる日もある。あの猛暑がウソのようだ。
 晴れれば気持ちのいい秋晴れである。みんな散歩に行く。3歳児も半年たって、道を歩くのが上手になった。横断するときはてを上げられるし、信号も落ち着いて渡る。用足しの帰り、3歳児に行き会ったが、今日のような天気なら運動公園まで足を伸ばすのだろうか。
 新河岸川の土手と。土手沿いの田んぼで1歳児が遊んでいた。広々とした稲刈り後の田んぼ。ようやく自由に歩きまわれるようになって、見るもの、見るものに興味があるようで、探索は飽きることがない。ざくざくと稲株を踏んで、この子たちはいま何を感じとっているのだろう。
 土手の中腹まで登った子が「やったぜ」とばかり両手を挙げている。
 近くの道沿いの草原で遊んでいた0歳のゆう君は5月生まれで活発な子だが、小さな崖を自分で登って柵にしっかりつかまっていた。下りるのは手助けしたが、変わった場所や新しい経験が刺激となって、未知への意欲につながることを大事にしたいと思った。

 27日は子どものそのBabyのバザーだった。今年は10回目になる。開店早々からたくさんのお客さんで売り場はごった返すばかりだった。バザーというと年配者のお客さんが多いと思うが、ここはマンション群の土地柄からか、若いお母さんたちが多い。そして子どもの古着などをひとつひとつしっかり見て、何枚も買っている。ひところは子どもの古着はあまり見向きもされなかったと思うが、不況のせいばかりでなく「リサイクル」の考え方も定着してきたのかもしれない。
 バザーには顔見知りの「その」の父母や卒園生の家族の顔も多かった。なかに卒園した姉妹がいて、そのお母さんから挨拶された。「あなたたちも挨拶しなさい」と言われて、お姉さんの方は「あれ、だれだっけ?」という顔をしたが、「あっ、手紙のおじさんだ」と、思い出してくれた。聞くともう4年生になったという。妹は「あたしまだ切り紙持ってるよ」と言った。今年も年長組と切り紙を楽しんでいるが、年が明ければ手紙ごっこだ。二つとも仕事の傍らだから大変といえば大変だが、子どもたちの心に伝わる活動だと思えば頑張りも利く。午前中、『その』では一日入園があったが、バザーのため休ませてもらった。午後は子どものその保育園の入園説明会で、これには出た。保育園は各年度1クラスで、ほとんどの子が進級するので定員の余裕は少ない。これはどこの保育園も同じだが、狭い門はいつまで続くのだろう。働かなければならない家庭は増える一方だから、保育園の増設はなお課題のようだ。


 10月20日(土)晴れ
 今日も一日あわただしかった。Babyの入園説明会が10時から。定員は30名の小規模保育園だが、進級する子どもたちがいるので、募集枠は小さい。それなのに24世帯の方が出席された。低年齢児は依然として狭き門のようだ。とくに育休をとって1歳児からという人が多くなってきたようで、どこでも1歳児が厳しいと聞く。
 説明会が終わった後、「どうしても入れないと困るんです」と幾人ものお母さんから真剣な訴えを聞いたが、入園の諾否は市役所が基準を設けて審査するので、こちらではどうにもならない。
 その保育園の説明会は10月27日の午後の予

定だが、こちらはどうだろうか。

 運動会が終わって遠足シーズンになった。
 月曜日はさっそく年長組の多摩動物公園。好天に恵まれただけでなく、他の園や小学校の団体が意外に少なく、空いていてゆっくり落ち着いて見学できて最高だった。
 らいおんバスから見るライオンはバスの窓際につけた肉を見向きもしなくて、今年は迫力に少し欠けただろうか。
 Babyの2歳児は12日に好天に恵まれて、高坂自然動物園へ行ってきたが、保育生協と保育園の2歳児、ひよこ組とすずめ組は雨で延期になってしまった。残念無念。
 19日は年少組が運よく秋晴れのなかを、上尾の丸山公園まで行ってきた。クヌギ林にスズメバチがいるようだと、ドングリ拾いを警戒して先を急がせたりしたが、遠足当日は姿を見せず、無事でよかった。
 小動物園を見て、滝の前で記念撮影、アスレチック広場の脇でお弁当を広げた。食後は長い長いローラーすべり台やターザンロープを楽しんだ。ターザンロープは器具などが新しい物に取り替えてあって安心して遊ばせることができた。

 保育園の2階の入り口に墨痕鮮やかに『ふるさと』と書かれた 

 この額は長期計画委員などとして活躍なさった海野さんから寄贈されたものだ。知人の個展で購入されたが、卒園生の3人のお子さんにも「ふるさとと言えば『その』だろう」ということで、一番下のお嬢さんと一緒に届けに来てくださったものだ。
 そのときのお話しで、作者に保育園に飾ったことを伝えたいので、園舎の中に飾れた写真と、理事長がそばに立っている写真をいただきたいということだった。自分が立った写真というのは恥ずかしいので、保育園で一番小さい1月末生まれのみかこちゃんと一緒に撮らせてもらった。なんにも知らないみかこちゃん、ゴメンネ。それにしても素晴らしい書ではある。


 10月12日(木)晴れ
 雨で順延し、好天に恵まれた運動会から、もう4日も経った。48回目にして、初の保育生協と保育園合同の運動会、大成功と言っていいと思っている。0歳児のマットの山越え、1歳児の跳躍から、年長組のソーラン節まで、客席に笑顔と拍手が絶えなかった。
 この日のために二つの園の先生たちは日常の打合せを重ね、合同の職員会議も開いて準備を進めてきた。当日は父母の役員も100人近く協力してくれた。
 「その」らしい行事は、「その」ならではの取り組みから生まれた。親子が一体となって楽しめた一日は、長い歴史の所産であり、私たちの誇りでもある。
 運動会の翌日は保育生協は代休だったが、保育園は通常通りだ。「おじさんの畑」の秋ナスが猛暑が収まって元気になり、たわわに実ったので、保育園の3歳児「なのはな組」でクッキング保育をした。前回もひよこ組で今年最後と思ってやったが、今度こそほんとうに最後になるだろう。作って食べさすのは簡単だが、準備は結構大変なのだ。ナスは縦薄切りにしてフライパンで焼き、甘味噌をまぶす。こちらも大成功。「お代わり、お代わり」で3回も炒めた。

 運動会前に展示して一学期のスナップ写真の注文を受け、焼き増しした3500枚あまりができてきたので、今度はその整理、仕分けでてんやわんやだ。文庫委員会主催の講演会が予定されていたので、それが終わってから急きょホールを模様替えしてあわただしく作業した。

 講演会は素晴らしかった。70人のお母さんが参加した。平日なので働いている保育園のお母さんは難しいかなと思っていたが、10人ほどは出席してくれてよかった。
 子どもの心を育てる読み聞かせの美しさを静かに話して下さった。涙を拭いながら聞いている人も少なくなかった。…外では「運動会ごっこ」を楽しむ2歳児・3歳児の歓声が響いていたが。
 公演のあと、文庫委員と先生の交流会が行われた。お母さんたちは、講演に感動するとともに、つい言うことを聞かない子どもに感情的になりがちな自分を反省する発言が多かった。交流会の後、先生は「どこへいってもこんなに率直な話し合いのできる集まりはありません。ほんとうに素晴らしいお母さんたちですね」と感嘆していた。
 涙ながらに自分の弱点をさらけ出しても、誰も傷つけあうこともありえない大人の友だちって、素晴らしい。こういう人たちが育っていくかぎり「その」に未来はあると思った。


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