きりえ 「たけうま」

 




 竹馬は伝承あそびの一つとして「親子そのまつり」の人気コーナーになる。
 思いっきり竹を前に傾けなければバランスがとれない。その勇気がすべてだ。まだ竹馬はムリな幼い子が、お母さんに支えてもらって練習をする。親子そのまつりならではの風景ではある。
 いつか「暮らしの手帖」を見て。アメリカ風の竹馬を作った。15ミリ厚くらいのベニヤ板を10センチ幅にとり、足の入る穴を幾段か開けた物だ。ペンキを塗ってきれいに色をつけるのもアメリカ風だ。
 きれいなので子どもたちは喜んで挑戦した。幅が広いので、靴を履いた足が安定してやりやすいようだった。ただ竹馬(ならぬ板馬)が前に倒れたとき、べたっとすごい音がして、ある種の危険を感じた。
 やはり素朴な竹馬がいい。このごろの若いお父さん・お母さんの中にも、毎年塀の上から乗るような、高い竹馬に乗れる人がいるのは心強い。残したい優れた遊びの一つである。


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