きりえ 「おしくらまんじゅう」

 




 「おしくらまんじゅう、押されて泣くな」といったあそびは、このごろ見かけない。
 このきりえのモデルになった子どもたちは第2回の卒園生だから、35年前のあそびの姿なのだ。実はきりえを作るたびに、足元を変えてきた。靴の形が時代と共にかわるからである。絵の靴は10年前位かもしれない。
 最初のきりえの「おしくらまんじゅう」では、女の子はみんなタイツをはいていた。タイツでなければひざ上までの長靴下をはいていた。そのころは薄着・裸足で感覚の発達をうながすという考え方は、あまり普及していなかった。
 それに今よりもっともっと寒かった。きりえの中でタイツや長靴下を履いていても不自然ではなかった。「おしくらまんじゅう」のようなあそびが消えたのは、地球温暖化が影響しているのだろうか。それとも、こんな風にして”暖”をとるような、濃密な友だち関係が弱まってきたのだろうか。

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