きりえ 「紙版画」

 




 写真は若い日の深野園長である。(写真集「風、太陽そして友だち」より=能登百合子) その頃は作品展の前によく紙版画を作った。
 紙版画は画用紙の上に、形に切り抜いた絵を貼って版を作る。ローラーでインクを塗って、和紙を重ね、バレンでこすると、その厚みの差でくっきりと絵が浮かび上がる。
 絵は鏡に映したように反対になるし、凹凸が形に現れるときは、まったく予想と違うので、子どもたちはまず驚き、次に深い感動を味わう。
 「その」ではしばらくやっていないが、今やるとしたら、謄写版のローラーは手に入るのだろうか。ペンキ塗りのローラーではうまくいかないかも知れない。
 きりえの紙版画は、グループの共同制作だったと思う。モデルの子どもたちは、深野先生よりずっと前の子だ。

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