きりえ 「多摩動物公園にて」

 




 作品の表題からすれば、嬉々として動物に見とれている子どもたちを描くべきなのだろう。多摩動物公園は、広い土地に放し飼いになっているので、動物の動きは見ていて飽きない。まして子どもは夢中になる。
 それでも、この年齢の子どもたちの好奇心は、動物たちに釘づけにはならない。お弁当を食べて、さあ出発、というときのことだ。リュックを背負ったまま、きりん組の男の子たちがベンチを利用してドンジャンを始めた。いつでも、どこでも、友だちと遊ぶ楽しさほど魅力的なことはない。遊びこんだ仲間だから、以心伝心、すぐに遊び始められるのだ。ボクは感動して、デジカメのシャッターを切る。かくて、このきりえが誕生した。

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