きりえ 「はないちもんめ」

 




 





 わらべ歌「はないちもんめ」は、京都のへんから全国に広まったようで、地方によって歌詞はずいぶん違う。群馬・埼玉のあたりは、もともとは
 かってうれしい はないちもんめ  まけてくやしい はないちもんめ
 ふるさとまとめて はないちもんめ
 ××ちゃんがとりたい はないちもんめ  〇〇ちゃんがとりたい はないちもんめ
 と歌ったらしい。
 いま歌われているのは、「隣のおばさん、ちょっと来ておくれ。鬼が怖くて行かれない。お釜かぶって、ちょっと来ておくれ。お釜底抜け、行かれない…」だが、これは青森地方の伝承だそうである。でも私の妻は東京・世田谷だが、この「鬼が怖くて行かれない」だったそうだ。いずれにしても二組に分かれて、掛け合いの言葉が面白く、勝ち負けで仲間が増えたり、減ったり、いつまでも続く遊びである。
 昔は名指された二人が手を取って力比べをしたそうだが、今はジャンケンで勝負する。 ほしい人を選ぶとき、それが先生だとすぐ決まるが、先生のいる組はなかなか決まらない。話し合いの方法はこんな面白い遊びの中で身についていく。 


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