きりえ プールは天国!

 




 このきりえはずいぶん古い作品だ。手前の男の子のモデルは、プロパンガス屋さんの長男で、大柄な子だった。ほかの子は誰だったか覚えていない。みんなもうおとなになったはずだが、どうしているだろう。
 そのころは水着を着てプール遊びをした。セパレートの水着が流行りだして、女の子は自分で脱ぎ着できなかったりしたので、やがてプール専用のパンツで遊ぶようになった。 プールといっても、浅い水遊び場である。水泳指導はできない。この時期は水になれ、水で遊ぶ面白さが分かればいいと思っている。
 水の中では子どもはケンカをしない。ふざけていても、ケンカにならないのだ。それだけ全身で水遊びをするのは楽しいのだろう。
 去年は年長組のお父さん参観日に、輪ゴムの動力でスクリューを回して走る木の舟を作って、プールで走らせて遊んだ。私は潜水艦を作った。木の船体に鉄の錘をつけ、下降する小さな羽根をアルミ缶を切ってつけた。やはり輪ゴムの推力で5mはもぐって進んだ。いま、ガキ大将のいない時代。地域の子ども集団が崩壊してしまったので、お父さんが代わってガキ大将になってほしいものだ。親の遊び心が子どもを愉快な子に育てるかもしれない。

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