きりえ 「土手の道で」

 




 やぎの「ぽろ」をつれて散歩に行く。これはまだ、ぽろが赤ちゃんだったときだ。いまは空腹のぽろが、草をめがけて突進する力は、子どもには怖いようだ。
 そののヤギが「メリー」と呼ばれていたときは、どのメリーもみんなメスだったが、そのへもらわれて来た「ひまわり」から生まれたぽろは初めてのオスだった。散歩に連れて行くと、にぎやかに跳びはねて、かわいかった。だんだんからだが大きくなり、角も伸びてきて、男の子らしく元気というより乱暴な子になってきた。ヤギ当番が回ってきたクラスは大変だ。いつまでも子ヤギのままではいてくれないものだ。

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