きりえ  「王様のいす」

 


 じゃんけんに勝てば王様、タイヤのイスに座れる。負ければ下りる。小さいタイヤを二つ跳んで、子どもたちは王様とじゃんけんで勝負する。
 じゃんけんは子どもたちのあそびに欠かせない。鬼を決めるのも、順番を決めるのもじゃんけんなら公平だと、子どもたちも分かっている。
 「あそびの学校」の菅原道彦先生によると、「グー、チョキ、パーのじゃんけんは三すくみです。勝つか負けるかという単純なあそびではなくて、民主主義の元みたいなもので、小さい子から大きい子まで世界中で遊ばれている」ということだ。
 ちなみに日本のじゃんけんは、江戸時代の元禄年間、中国から長崎の港に伝わってきた「拳あそび」(長崎拳ともよぶ。)から変化したものといわれる。明治時代には、すでに東京あたりの子どもたちの間で遊ばれていたそうな。

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